赤い引き戸の入り口を開け階段を上りきると、「いらっしゃいませ」というさわやかな声がして、迎えてくれたママの美しさに、まず、驚きの声をもらしてしまう。しかも、若いのに見事に着こなした和服姿、さすが女優さん、毎日着物で通し、夏場は浴衣にするそうである。

 店内は、大正時代のミルクホール風の曲線を活かした、モダンなつくり。
名前の「夢二」は、今日子ママによると、「二つ目の夢」と、「夢が二つ」というニュアンスでつけたそうだ。

 まるで、夢二の絵から抜け出たようなママの表情と、さらりと客の話を利発に受けてくれるからっとした性格とのギャップが、この店の魅力だ。

 メインのアールの壁には、常にママの友人知人の芝居、映画の案内が賑やかに貼られている。もちろん、竹下夢二の版画も数点常設している。
俳優の先輩、梅津栄さんの見事な“書”が夢二の看板。
いちげんさんも歓迎ということである。

 
 
   
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住所 新宿区歌舞伎町1-1-10
電話 03-3209-3471
ブログ http://ameblo.jp/kyoko-hayami/
営業時間 午後8:00〜午前2:00頃
定休日 日曜(不定期)
席数 10〜14席
予算 2,000〜3,000円
チャージ 1,500円
ワンショット 300円〜
ボトルキープ 焼酎3,000円〜7,000円
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