2002年9月に、「あんよ」というお店を引き継いだ。まだ、店の外には看板がおいたまま、内装も、30年前のまま、年季の入ったつやの出た木の棚やカウンターに、古い“酒場”の雰囲気がおしゃれな感じで残っている。
二人の若者がオーナーで、10人の店長が日替わりで勤める。それぞれの個性により、店の雰囲気ばかりか、店の性格そのものも変わってしまうらしい。
「銘」がつけられない。だから、「無銘喫茶」なのである。
たとえば、「妖怪喫茶」、「占い喫茶」、「モリマリ喫茶」など…
カウンターに立つ店長には、さまざまな分野の人材を招きたいと考えている。
2003年秋からは、某芸能人も立つことになっている。
めまぐるしく変わる日替わりの、つまり毎日来てもあきない酒場という魅力がある。
酒そのものを楽しむことと、もう一つ、「人」を楽しむという要素のあるこのゴールデン街の、典型的な方向を目指しているといえるのかもしれない。
オーナーは文化的な香りが漂っていたかつてのゴールデン街を再び、ここに復活させたいと考えている。アーティスト、ミュージシャン、作家たちの溜まり場にしたいそうだ。
2階のスペースはまだ、未完成だが、たくさんの本が集まっており、「図書館」にして、2003年内にはオープン、「文壇酒場」を目指したいそうである。
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