入り口階段を上りきると、「いらっしゃいませ」というさわやかな声がして、迎えてくれたママの美しさに、まず、驚きの声をもらしてしまう。
しかも、若いのに見事に着こなした和服姿、さすが、女優さん、毎日、着物で通し、夏場は浴衣にするそうである。
店内はあくまでも、和風。腰壁によしずを使って、モダンな手作りである。
名前の「夢二」は、今日子ママによると、「二つ目の夢」と、「夢が二つ」というニュアンスでつけたそうだ。
まるで、夢二の絵から抜け出たようなママの表情と、さらりと客の話を利発に受けてくれるからっとした性格とのギャップが、この店の魅力だ。
椅子は7席だが、上が三畳の小座敷になっており、客の希望によっては、使える。
ママ手作りのおでんが常時(1品100円)味わえる。
俳優の先輩、梅津栄さんの見事な“書”が壁に飾られてある。
いちげんさんも歓迎ということである。
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