花園五番街の路地を歩いていくと、誰かが立ち止まって、二階へ向かう扉にかけてある「本日のメニュー」を、見ている。
足元には、しゃれた灯りと、季節の木花が生けてある。思わず立ち止まりたくなる風情。この街お決まりの幅の狭い階段を上って行くと、藍の麻のれんがお客の背で、少し、ふくらんでいる。客席は7席。開店と同時に、連日満員。
2003年9月オープンの、ここは酒場と言うよりは、“おりょうりやさん”といった感じの本格的な和食のお店だ。オーナーの佐和さんは、ベテランの料理人、出される料理もお酒のつきだしというのではなく、“ごはん”である。もちろん、お酒もカウンターにズラリとならぶ、珍しい焼酎の数々、林檎のリキュール、日本酒も、えりすぐりのものを揃えている。そして料理、日替わりで工夫されたメニューのほか、旬野菜の煮物(600円)、とろとろ角煮(680円)、自家製干物(680円)、ピリ辛すじかけご飯(600円)などが用意されている。し込みに手間をかけた和食の献立が、佐和さんのセンスで、もう一味、新鮮な美しさが加わった創作料理の趣になる。若い美人スタッフとの楽しいおしゃべりもあわせて、お酒がすすみそうな店である。店名は、佐和さんによると、薬味が好きなのと、語感がよいのと、もう一つ、この店が「生活のスパイス」になればという想いからとのこと。確実に席を確保するには、電話予約が必要である。
|
 |
住所:新宿区歌舞伎町1-1-7
電話:03−3202−7531 午後6:00〜午前0:00
定休日:日曜日
ホームページ:http://yakumiya.ubique.jp
料金:お通し400円 生ビール、焼酎600円、ワイン500円、林檎のリキュール600円 日本酒600円など |
|
 |
 |
|