おまけ豆知識 「おかま」「ホモ」「ゲイ」「ニューハーフ」の語彙変化の歴史
「ホモ」   普通人としてのホモの方々のこと。つまり、普段は一般男性と見分けがつかない人。
「おかま」 
掘らせる人の意で「ホモ」の有料女性役行為者。つまりホモ専門業界売春系の方を意味したものだが、実は、あのころからホモ同志ではなく、極めて高度な専門技術により、本当の女のフリした詐欺ビジネスが盛んなった。だがなぜか、あのころの、このことは、誰も触れたがらない。だから従って、本当はスナック経営のホモの方を「オカマ」と言うのは、例えば、普通の主婦に売春婦と呼ぶのと同じ位、失礼だった、本来は。
「ゲイ」 「ゲイボーイ」はおしゃれな言い方で、夜の部生活では「ホモ」であることを隠さずに生きる人々への讃辞をこめた言い方で、フアッションデザイン関係に多かったが、普通は、「ノンケ客(一般男子)」も相手するスナック経営者(非オカマ)を意味していた。が、後に「黒鳥の湖」など、女性客相手の店が繁盛し始めると、店が自らを「オカマ」(オカマバー)と称し、女性客フアンを「オコゲ(オカマの底にひっつく)」と呼ぶようになり、あまり使われなくなった。この辺がにゅーよーく文化との違いなのである
「ニューハーフ」 この頃から「美人の女装男の子」が流行り、「笑っていいとも」で彼らを「ニューハーフ」と紹介してから公認名詞化する。が、実際は「ノンケ(又は両刀使)」男子も多かった。
六本木「阿蘭陀屋敷」など、「変身クラブ」は、もはやホモとは別ジャンル店といえる。レズ系はまた別の機会とするが、僕は一時期「レズ・たち役」の奥さん修行もした。「ホモカップル」「レズカップル」「ノーマルカップル」(素人には見かけではわからない)と同時に呑んでいるある年の4月4日、「人類平和共存と愛のおばかの日」がひらめいた。のちに僕が決めた4月4日は「おかまの日」とされたのだが、決して僕の本意ではない。「人類共通・愛」は「のんべ・おばか共存愛」にこそ生れるという深い祈りを込めたものであったのである。今後の後輩諸氏の検討を祈るばかりである。
とじる