創業は昭和23年。ママの祖父、祖母が今の建物に双葉を創業したそうです。今年(2020年現在)で72年目を迎えます。双葉の屋号は、ゴールデン街を作った初代理事長の祖父が、大相撲の双葉山が好きだったからだそうです。

 客層は、祖母の時のお客さんが主に60年安保世代、ママ(三代目)のおしめを替えてくれた90歳前後のお客様もいまだあししげく通ってくれているそうです。現在、お客さんの年齢層は20代〜90代までと幅広く、今も古も「談論風発」の店です。

 ママの話

 「祖母を継いだ母は70年代安保世代以降、一番この町が繁栄していたときです。昭和50年代当時は、私も昼間の仕事を持っていましたが、お店は親子三代で繁盛していました。

 とびきり凄い母と祖母を見て育った私は、遥か若い頃から接客業は無理だと心得、若い頃はゴルフ道に徹し、まったく違う分野で資格を取り自分の専門職で事務所を持ちましたが、20年前に祖母が亡くなり、母もそろそろからだがきつくなってきたようなので引退し、お店を閉めるのも忍びなく今に至りました。

 母を引き継ぎ、10年が経ちました。70年を超える古い建付と昭和の電話やそろばんに囲まれ、まさに「ザ・昭和」です。昭和を懐古しながら...美味しい銘酒に舌鼓しながら...疲れたり、くたびれたときに...ゆっくり飲める『隠れ家』に使って頂ければ...と思っております。」

三代目は、昔の雰囲気を守って、落ち着ける店のままこれからも続けていくそうです。尚、2階の“きしめん双葉”の店主は、ママの実弟だそうです。ゴールデン街の中でも最も古いこの店に行けば、このあたりの昔の話がたくさん聞けるはずです。

 
 
   
    写真の色紙:巨人桑田、長島監督、劇団四季、
将棋の中原誠、二上達也
 
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住所 新宿区歌舞伎町1-1-9 1F
電話 03-3200-0279
HP https://bar-futaba.com
営業時間 午後8:00〜翌午前1:00
定休日 日曜日・祭日(8月は土曜日)
席数 12席くらい
予算 3,000円〜
チャージ 2,000円(ボトル)
ボトルキープ あり(角瓶6500円、焼酎4500円)
その他 スコッチ、バーボンあり(700円〜)
おつまみ 700円〜
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